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液タブから板タブに鞍替えした話

長年使い続けてきた液タブから板タブに切り替えました。しかも原稿の真っ最中に。

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最近あったことをつらつらと。

結論から書きます。長年使い続けてきた液タブから板タブに切り替えました。しかも原稿の真っ最中に。


きっかけは体の悲鳴

最近の休日はほぼ一日中原稿作業に費やしています。モニターアームで角度は工夫しているものの、長時間の作画は腰と首へのダメージが蓄積していくばかり。ひどい時は頭痛まで出る始末。

ある程度は仕方ないと思いつつも何か対策はないかと調べていたところ、板タブなら液タブに比べて姿勢の負荷が低いという情報が出てきました。


まずはレンタルで試す

いきなり購入するにはハードルが高い。なにせ最後に板タブを触ったのはintuos4の頃で、かなりのブランクがあります。使いこなせるか正直不安でした。

そこで今回はレンタルサービス「Rentio(レンティオ)」でWacom Intuos Pro Mediumを一週間借りてみることにしました。

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www.rentio.jp

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届いてすぐに壁にぶつかる

いざ届いてみると、最初の数時間はとにかく戸惑いの連続。特に同梱されているカーボンシャフト芯(POM芯)の滑りが良すぎて、まったく思うように扱えませんでした。

そこでふと気づいたのが、手持ちの「Wacom MovinkPad 11」もPro Pen 3だということ。試しにMovinkPadのフェルト芯を差し替えてみたところ、これが大正解。程よい摩擦抵抗が生まれ、一気に描きやすくなりました。


慣れてみると、思っていたより全然いい

慣れるまで丸一日かかりましたが、慣れてしまえばこちらのもの。むしろ液タブ以上に描けるんじゃないかと思えるくらいのポテンシャルを感じました。気づいた点をまとめます。

姿勢・体への負荷

そもそもここを期待しての板タブ導入でしたが、結果は期待以上。腰の痛みは座っている以上避けられないにしても、首の痛みが劇的に改善しました。一日作業してもほとんど痛みが出ない。体の痛みは集中力に直結するので、これだけでもトータルの作業効率がかなり上がった実感があります。

ストロークの距離感

板タブのレビューでよく見かける「ストローク」の話、正直あまり気にしていなかったんですが、実際に使ってみると衝撃でした。液タブは画面に引いたとおりの距離が描画されますが、板タブだとその半分くらいの距離で同じストロークが引けてしまう感覚。(設定や画面比率にもよりますが)腕の動きが少なく済むぶん、疲労感も変わってくるように思います。

手が視界に入らない

液タブを使っていた頃からずっと気になっていたのが「自分の手が邪魔」という問題。特に顔のパーツを描く時など、左右のバランスを確認したいのに手で遮られてしまう場面が多々ありました。

板タブにすると視界に手が入らなくなります。「脳→目→手→描く」から「脳→目→描く」に一工程省けた感覚、と言えば伝わるでしょうか。個人的には姿勢の次に期待していたポイントで、レンタルで試して一番の収穫だったと思っています。

ペンの描き心地

前回の機材変更でHuion(液タブ)を選んでいたので、Wacomのペンは久しぶりでした。比較がフェアではないとは承知の上で正直に書くと、さすがWacomという感想です。

線の「入り」と「抜き」の精度に明確な差があります。自分はキャラクターの頬線ハッチングを多用するのですが、液タブ時代は引いた線の入り抜きを後から修正していました。それが今回、板タブ+Wacomペンに変えてから一発で決まるようになった。抽象的な話で申し訳ないのですが、体感としてはかなりの変化でした。


まとめ

以上、板タブに切り替えた話でした。

お絵描きをはじめたばかりの方には液タブをおすすめしたい気持ちはあります。ただ、板タブも思っているよりずっとハードルは低い。少しでも気になっているならぜひ一度試してみてほしいです。最近はレンタルサービスも充実しているので、まずはそこから始めるのが無難かと。

……え、なんで初心者には液タブをすすめるのかって?

そりゃあ、描いていて楽しいのは液タブなので。(全部台無し)

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